ライラ

日記サボっててすみません。
というか、この記事を更新した気でいました。非公開のままでした。1週間気づきませんでした。
切　腹　！　！

とりあえずネタバレ回避のため、ライラの冒険2部3部の感想は「続きを読む」から。

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ライラの冒険、3部まで全部読んだんですが…… 1部が一番面白かったかもしれない…です……（禁句）
いや、なんというか、2部がちょっと重たい　というか。なんか話がデカくなりすぎちゃって、少しポカーンとしてしまったせいもあると思うんですが。そういう意味では、「広げた風呂敷をしっかりたたみこんだ」3部は圧巻とは思いますけど。
単に私が、キリスト教の世界観に馴染めないというのが敗因だった気がしないこともないです。
むしろ、2部から主人公がもう一人増えるので、その子が…… いや、ウィルはとってもいい子(?)なんですが、いかんせん私がライラ派であるので、ウィルに出会ったことで変化し始めてしまったライラに悲しみを……
って、これ以上語るとただの気持ち悪い人だ私！（今更）
2部3部を通して、イオレクがイイ男であり続けてくれたので、それだけで全部オッケーです。イオレクはまったく、どこまでイイ男なんだ！
でも正直、2部3部は心休まる時がほとんどなかったので、イオレクが出てくると妙にホッとしたのは事実。なんだあの安定感！ イオレクの奥さんになりたい。5番目くらいでいいから。（妙にリアル）
ていうか、ライラがイオレクの奥さんになっちゃえばいいのに。名目上の第一夫人というか。本当の奥さんは第二夫人から。
「王を玉座に導いた妖精が、妻となって王を護っている」なんて、素敵な説話になると思うんだけどなー。

ぜんぜん関係ないのですが、人間の分身であるダイモンはユングの言う『アニマ（アニムス）』のことかと思っていたんですが、むしろ、魂魄でいうところの『魄』にあたる部分のようですね。
人が死ぬとダイモンも共に死ぬのですが、死者の国（冥界）には人の魂だけが行き、ダイモンは共に行くことが出来ないのです。
三魂七魄、魂は肝に宿り、魄は肺に棲む。
正確には、ダイモンは魄とも違う存在なんでしょうけどね。
この世界の人間にもダイモンの姿が見えればいいのにね。そうしたらもっと、自分が何であるかわかりやすいのにね。